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エアコン故障 エアコンの仕組みと故障のタイプ ざっくり解説
エアコンの効きが悪い…と感じたらご相談ください

 ※上の図はクリックすると拡大されます
エアコンの仕組みをざっくり解説します

・・・・エアコンは、エアコンガスをポンプですごい圧力で液体になるまで圧縮させて、その液化したエアコンガスを針の穴ぐらい小さな穴から一気に開放して、そのエアコンガスが一気に液体から気体になって急速に冷却する性質を利用したものです。

そして、その気化して冷却したエアコンガスを細いあみあみ状の管にとおして、その冷たいエアコンガスが通っているあみあみに扇風機で風を当てて、冷たい風を作り出すという仕組みです。

 ※上の図はクリックすると拡大されます
ガス圧をかけるポンプ

まず、エンジンの回転軸にベルトをかけてポンプを回します。

このポンプをコンプレッサーといいます。このコンプレッサーですごい圧力をかけられて、エアコンガスは液体になってしまいます。
このコンプレッサーが劣化して壊れればまさに心臓が動かないわけで、エアコンは冷えません。


 ⇒ガス気化のバルブ(ここで冷たくなる)

次に、液化したエアコンガスを針の穴ほどの狭いバルブから一気に放出します。このバルブをエキスパンションバルブといいます。このエキスパンションバルブから一気に放出される時にエアコンガスは一瞬で液体から気体になってしまいます。

夏に水浴びをして、体についた水が乾いて気化するときに体の熱が奪われてひんやりするのと同じ現象が、エアコンガスが気化するときにも夏の水浴びの何倍もの強烈さで起こって、気化したエアコンガスはキンキンに冷却します。
このエキスパンションバルブが不具合を起こして詰まってしまえば、エアコンは冷えません。

目詰まりの原因は劣化したコンプレッサーで発生しエアコンガス中にただよって流れてきた、鉄粉などです。

あるいはエアコンガスの充填をやりすぎてエアコンガスの量が多くなりすぎて、液体→気体の気化現象がうまく起こりにくくなっていることもあります。

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このあみあみ状の細いパイプ(キンキン冷え冷え)&扇風機(冷風作る)

その次に、冷たくなったエアコンガスを細いパイプがたくさん枝分かれしたような部品に通します。このあみあみ状の細いパイプ管のあつまった部品をエバポレーターといいます。

このあみあみエバポレーターに向かって扇風機で風を吹き付けてやります。そうするとエバポレーターのあみあみの隙間からでてくる風はひんやり冷たい風になるわけです。

この扇風機をブロアファンといいます。

あみあみのエバポレータが不具合を起こしてもエアコンはききません。

エバポレーターからエアコンガスが漏れ出していたりしてエアコンガスがすっからかんになっていたり、エバポレーターのあみあみがブロアファンの風にまぎれてとんできた室内フロアマットの上の泥、ごみ、動物の毛、タバコのヤニなどでどろどろに目詰まりを起こして風があみあみを通り抜けられない状態になっていたりします。

扇風機のブロアファンが故障することもあります。

 ※上の図はクリックすると拡大されます
そしてガス圧のポンプへ・・・・

あみあみのエバポレーターを通ってひと仕事終えたエアコンガスは、
再びエアコンポンプ/コンプレッサーに向かっていきます。

一部ご説明を省略した部品装置が他にもありますが、
おおまかに言い切ってしまうとエアコンの装置はこんなふうにできています。

 もうひとつ、詳しく言うと、コンデンサという装置もあります。

コンプレッサーから圧縮されたエアコンガスはまだ完全に液化されているわけではありません。

それにすごく高温になっています。

これを冷却して、完全な液化を促すのがコンデンサです。


多くの場合、エンジンルーム前方でフロントバンパーの後ろにあります。
大体の車では、エンジン冷却装置のラジエータと兄弟みたいに同じ場所に組付けられています。

このコンデンサには冷却を促すための扇風機が組付けられています。
ときどきこの扇風機が故障します。

そうなると、エアコンガスの十分な液化が行われなくなって、結果エキスパンションバルブで「液化→気化&冷却効果」の作用が不十分になります。

 ※上の図はクリックすると拡大されます
エアコンの仕組み&故障のまとめ

まとめていうと、エアコンガスが、

ポンプ/コンプレッサー→コンデンサ→(ドライヤー・ガスの掃除)
→針の穴/エキスパンションバルブ
→あみあみ/エバポレーター(&扇風機/ブロアファン)
→再びポンプ/コンプレッサーへ 

循環する中で仕事をしているのがエアコンの仕組みです。

この過程のどこかで不具合が起こるのがエアコンの故障です。

だいたいが、

①ポンプ/コンプレッサーの故障
②どこかでエアコンガス漏れ
③エキスパンションバルブの故障、詰まり
④扇風機/ブロアファンの故障
⑤あみあみ/エバポレータの目詰まり
⑥コンデンサ(コンプレッサーからの液化しつつあるエアコンガスを完全に液化する装置)を冷やす扇風機/ファンの故障


などです。

どこが故障してるのか?・・・・・点検してみなければ判りません。

 ※上の図はクリックすると拡大されます
エアコン故障修理 具体的にはどうする?

コンプレッサー(ポンプ)が焼きついていたりして壊れている場合は、それ(&その他関連部品)を交換してみてOKなら完了。ということになります。


「ガス洩れ」の場合、若干ご説明をしないといけません。
(あるいはコンプレッサー故障と別にガス洩れを併発していることも多いです)


エアコンガス循環過程のどこかでガス漏れがあって、エアコンガスが足りていないのが原因の場合、各部品がとりあえず一定レベル以上の機能を果たしてくれている状況なら、ガスを再充填すれば再び冷えてくれると思います。

でも現状かなりなレベルまでガスが減っている場合、その直接のガス漏れ箇所を特定して部品交換しないと、再びガス漏れでエアコン不全になってしまいます。



ただ、ここで問題になるのはガス漏れがごくごく微量の漏れが積み重なって今回のガス不足になったのか、
ごく短期間でひどいガス漏れがあってエアコン不全になったのかがすぐにはわからないことです。

そこでそれをふまえて、一般的には作業のパターンがあります。
一言で言えば、次回の本格的修理の準備を兼ねた、エアコンガス&蛍光剤の補充です。

①エアコンガスの再充填&蛍光液同時充填
②とりあえず冷たくなった?
③とりあえず、いつまで冷えてくれるか、お車を日常使いながら様子見
④冷えが悪くなった/冷えなくなった→ガスの残量を測定し、
 ガスが減っていれば漏れ箇所を探します(漏れ箇所に蛍光剤が付着しているので特定できる)

⑤漏れ箇所をふまえて見積りご案内
です。

■「今回はいかがいたしましょうか?エアコンガスのみ充填いたしますか?蛍光剤同時充填いたしますか?」というご案内になることが多いです。

■また、どの箇所の部品交換にしても、循環するエアコンガスを浄化する通称「ドライヤー」という筒状の部品もエアコン修理の時に、併せて念のため交換するのが普通です。

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