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【昔の記事になる?】中古車業界の価格表示。諸費用設定。おおよそのタイプ別にざっくり解説。
→2023年10月から「総額表示義務化・罰則あり」になったので、この記事も必要なくなるのかな??→そうでもなさそう。。。

 中古車業界の価格表示ってわかりにくい。そりゃそうです。本業の私にもわかりにくい。
【2023年10月~のご参考】
https://www.aftc.or.jp/contents/am/shiharai/index.html

中古車の販売価格の表示が、「支払総額」に変わります!!

※2023年10月から業界で総額表示義務化・罰則あり(社名公表など)が施行されるのでそれ以降は、昔ばなしになるかもです。。


ただ最近、2023年4月以降ぐらいから、格安総額表示で「1か月保証」&1年以上保証の高額な追加費用設定をやってるみたいですね。。。
高額な車なのに1か月保証とか、事実上無保証ですよね・・・。
「1か月保証でも保証付き販売です!無保証ではないです!」とか言っちゃったりするんでしょうね。



で、「1か月保証のままでもいいから買います」とお客さんが希望しても、1か月保証のままでは売らないんですよね。。。

もし売ったとしてももともと車についている新車時の保証書なんかは渡さないんですよね。。
それを人質にして追加保証高額オプションを無理くり当然につけさせるんですよね。。。
(保証書があれば、高額追加オプション・1年以上保証追加オプションの数分の一以下のコストでお客さんご自身で正規ディーラーさんでメーカー保証継承手続きができることもあるでしょうから)

困ったもんです。

公正取引協議会さん、この抜け穴もきっちり潰してくださるような厳正な運用をお願いいたします。。。
たぶん、指導対象はかな~り絞り込みできると思いますので。。。



ただ、これまでのひどいやり方でないといまの事業規模が維持できないかも、、、というお店さんは中古車販売連合会から脱退して、「そんなの知らねえ」モードで従来のえぐいやり方(本体価格インパクト型・なんちゃって総額表示/あとでご説明いたします)を続けていくのでは。。。ともささやかれたり、ささやかれなかったり。。。

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以下、昔の記事です。いい意味で「もはや昔の記事」になってくれればいいと思ってます。






【車体価格+諸費用=最終価格】

通常、新車・中古車問わず、自動車販売店では、車の価格表示は本体価格でのみ表示されることが多いです。

コンビニなどで買い物をするときのように売り物の表示価格だけを支払えばOKな品物、「表示価格」=「最終価格」という日常の買い物とは全然違います。

車の本体価格に登録手続きなどのいわゆる「諸費用」が足されて最終価格になります。


家や土地の不動産に準じる形で「この物件・自動車は○○さんの所有です。○○さんの使用名義です」ということを公的な形で登録・表示しなければならないので、その登録業務に付随して、いわゆる「諸費用」というものが発生する仕組みになっています。


ですから、「諸費用」と車の「本体価格」はそれぞれ別個のものなので、個別に分けて表示すること自体は当たり前のことです。

昔は、中古車業界では、「本体価格」+「諸費用」=最終価格で、「諸費用」の額はお店によって「多少」ちがうぐらいでした。諸費用の額がほぼほぼ似たような設定でしたので、「車体価格の安さ」=「最終価格の安さ」にほぼ直結していました。






【ここから以下の文章は私の個人的な見解で、私がそう思っているだけのことです】


【ですから、このページに書いてあることをもって、議論の論拠や反証にできる性質のものではないことをご承知の上でお読みください】


【引用なんかしても意味ないですから、そのおつもりで。ただ私が、陳腐化しているなあと個人的に思っている業界での建前的な説明とは違ったところで、独り言をぶつぶつ言っているという感じです】





【昭和の終盤から平成に入ったあたりから】

しかし、昭和が終わって平成に入ったあたりから、中古車業界では、「本体価格」(車体価格)を安く表示して、公表されない「諸費用」を増額設定するお店がぼちぼち出始めました。


当初は軽自動車でいうと、諸費用が3~6万円だったのが、諸費用を10万円ほどにして車体価格を4~7万円ほど安く出すようなせこいレベルからの「抜け駆け」?から始まりました。
そして、それまでの業界常識にとらわれず、割り切ってエグイ価格表示設定(本体価格のみ激安)をするお店が勢力を伸ばすようになりました。

そしてそれはさらにどんどんエスカレートしていき、業界常識を飛び越えて、それどころか一般常識を超越したエグイ価格設定をするお店が出現して、業界を席巻するところまで状況が推移しています。

今現在は、軽自動車の「諸費用」は、標準的なお店で通常10~15万円ですが、一番エグイところでは35万円ほどのところがあります。まあ、エグイところは本来的な「諸費用」だけではなく、ほぼ強制の保証料(&保証延長料)、整備代、さらには強烈推奨セット販売の各種オプション(ほぼ抱き合わせ)などが付帯されているのですが。


普通乗用車でいえば、標準的なお店が通常15~25~30万円ぐらいですが、エグイお店が60万円ぐらいです。もちろん、本来的な「諸費用」だけではなく、ほぼ強制の保証料(&保証延長料)、整備代、さらには超強力おすすめセット販売の各種オプション(ほぼ抱き合わせ)などが付帯されているのですが。

勝手なネーミングながら「本体価格インパクト型」と私は呼んでいます。
※以下、中古車の価格表示の各タイプのネーミングは私の勝手な名付けです。




【現在の状況はまさにカオス】

ただ、そのエグイやり方が主流というわけでもありません。


エグイやり方に反発して「総額表示」のお店も出てきたからです。(ド直球の「総額表示・そのまんまタイプ」


また、総額表示方式は業界での他社との駆引き、競合上不利な点があるということで、一部修正型の総額表示タイプも出てきました。

「総額表示修正タイプ」

そうこうしているうちに、ある意味最強にエグイ「総額表示なのに最終価格とのすげ~差額がある」究極の集客効果を狙った「総額表示インパクト型」「なんちゃって総額表示」も登場してきました。

もちろん、不動の方針を貫いて「従来型」の「普通の」諸費用構成で商売されているお店もたくさんあります。


また同一の中古車販売店内でも、複数の価格表示タイプを使い分けているお店もあります。


まさに、カオスです。


百鬼夜行という言葉を連想されるされる方もいらっしゃるでしょうw






 「そもそも」の話。中古車販売店としての思惑。本音。問題の本質。

【きちんと整備、ちゃんと保証。で売りたい】


どの販売店さんにも、「この車は最終的に○○万円で売りたい」という思惑の数字があります。


その前提として、「きちんとした整備をして、中長期の保証を付けたうえで」という条件があります。

「中長期的な保証を付けて」というのはお店の長期継続のためです。


ご購入いただいたお客さまに一定の保証をつけなければ、悪評がまわって遠からずお店にお客さまが来なくなります。
まったくの無保証で無整備なら、どんだけでも安く売れます。
「あとは野となれ山となれ」式の焼き畑農業ですね。

でも、焼き畑農業方式で売りっぱなしで、ノークレーム&ノーリターンとかやってれば、悪評が回れば5年で不人気店になってしまいます。




【でも、きちんと整備&保証は高くなる】


ただ、「きちんと整備」「きちんと保証」で売ろうとすれば「これぐらいで売りたいな」という数字はおのずから高くなります。


登録に付随する実際のコストなんて大したことではありません。きちんとした保証、きちんとした整備のコストが中古車が高くなる要因です。

(さらに言えば、販売回転率。10台仕入れても○台は売れ残る、〇台は損切りをするなどの回転率も関わります)
(さらに付け加えれば、宣伝広告をガンガンやっているお店さんでは宣伝広告費が台当たりいくらいくらかかってるということでそのコストが最終価格に転嫁されます。とくに新聞折込チラシ、テレビCMのコストは半端ないです)
(さらにさらに付けくわえれば新規オープンしてまだ間もない店舗も、店舗開設コストの面で「元が取れていない」ため、帳尻的な意味で台当たりのコストに転嫁されるでしょう)


きちんと責任を持った売り方をすれば高くなるのは当然ですが、そのコストを反映させた最終価格を最初から表示してしまえば、お客さまは引いてしまいます。買う気がなくなってしまいます。お店に来てくれる人も減ります。
中古車は高額商品です。


高い値段になるのは当たり前なのに、高い値段を最初から表示すれば買う人が減ってしまう。少なくとも来店するお客さまが減ってしまう。

ではどうしましょうか。どうやって集客しましょうか。

これが問題の本質です。








【とりあえず、本体価格だけで表示することになった】

自動車販売には登録手続きが必要なのは厳然とした事実だから、本体価格+諸費用=最終価格にの形式になるのは当然です。
でも、本音というか力点、ウエイトとしては本体価格のみを表示して最終価格をぼやかして、商談に駆け引き上の弾力性を持たせたいというところにあると思います。

中古車業界では、中古車価格表示の基本形があります。

【基本形】

本体価格+諸費用+オプション=最終価格


本体価格・・・・車本体ですね。その価格です。昔は整備代も本体価格に含めるのが通例でした。

諸費用・・・・車をお客さまの名義にする場合の必要経費ですね。大雑把に言って必ずかかる「法定費用」とお客さまに代わって手続きをする手間賃の「代行費用」があります。

「法定費用」・・・税金や、印紙代、自賠責保険料などの絶対にかかる実費のことです。
「代行費用」・・・車の名義変更をお客さまに代わって手続きをする手間賃のことです。車庫証明、名義変更、下取車名義変更手数料などがあります。


オプション・・・フロアマット、バイザー、ナビTV、バックカメラ、ETCなどのつけたし装備です。
最近では、整備や点検のパック商品(メンテナンスパック)やボディコートも多いですね。お店によっては、中期保証・長期保証などの「保証料」「保証延長料」などもオプション化させているお店も多いですね。
※100万円超えの車なのに「基本保証」が1ヶ月とか3ヶ月とかw。 それって、絶対オプションで保証延長しなきゃ、まともに保証しないってことですよねw



「法定費用」はきちんと納めないと手続きができません。陸運局や県税事務所、保険会社などで所定の金額を納めます。金額は車種・年式・グレードや購入時期などで決まってしまいますので、「いじくり」ようがありません。


競争が激しい中古車業界では、車屋さんたちは、お客さまをたくさん呼ぶ込むために、「本体価格」を安く見せかけて、「諸費用(結局は代行費用)」をひそかにUPして、「いじくり」はじめました。



それから、中古車業界の価格表示がカオスになっていきました・・・・


 【なんで「本体価格」を極端にに安く表示して「諸費用+α」の部分をガッツリ大きくするのか】

要は、「本体価格」を極端に安く表示して大量集客するということですね。その分「諸費用+その他」が高いだけなんですが。 大量集客して商談の発生件数を大量に増やせば、車体価格↔最終価格の差額がいかに大きくなろうと一定台数は売れてしまうということを狙ったやり方です。


むろん、車を最終的に販売する以上、「本体価格」⇔「最終価格」のあまりに大きい差額に不信を持って成約せずに帰ってしまうお客さまも多いです。


しかし、「エグイ本体価格表示で集客に成功」さえすれば、「普通の本体価格表示で普通の集客」で商売をするよりも、統計的にはたくさんの台数が売れるんです。



まずは、先行して極端な車体価格の値付けで集客に徹するわけです。
集客に成功さえすれば、

①「諸費用」が大きく見えても、「本体価格」は安いので、「最終価格」自体はほぼ同じですよ。
②お客さんがいっぱい来店されてますんで、ほかのお客さんに売れてしまいますよ。

の2つの営業トークで「ああ、そうか。そんなに不利な買い物でもないか。他に売れないうちにいそいで成約しないと」となってくれるお客さまもかならず一定数いらっしゃいます。





そんな感じで集客に徹して一定の在庫回転率を達成すれば、つぎの仕入れサイクルでは、多少は仕入れが高くなっても売れることを前提に、競り市で競合他社を蹴散らして強気の仕入れができます。品質と売れ筋さえ押さえて展示すれば、極端に安い本体価格表示をして大量集客する中でそこそこ売れていきます。
そして次の仕入れサイクルでも強気の展開が可能になります。




その好循環に入れば、
①「この車はうちにしかないですよ」
②ほかのお客さんに売れてしまいますよ。
「諸費用」が大きく見えても、「本体価格」は安いので、「最終価格」自体はほぼ同じですよ。
④それに最近は、よそのお店にしたって「諸費用」は似たようなもんですよ。
⑤保証も長くてオプションもいっぱいついてのこの価格ですから。

の5つのトークでかなりな成約率を実現することも可能です。

売れてしまえば次の仕入れも強気でガンガン他社を蹴散らして少々高値で競り落としても、大丈夫。ということになります。



そうなれば、中古車業界で圧倒的な勝ち組になれます。


というわけで、「どんだけ諸費用+αが常識外にでかくても、いい車売って、保証をきちんとつけて、最終価格さえぼったくりじゃなければ、いいじゃん。いいじゃん。ついでにほぼ抱き合わせでオプション販売までやっちゃえ」というハートの強い割り切ったお店が増えていきました。



今現在はそのやり方が業界を席巻している状況です。

(不動産業界で住宅の建て売りなんかもそうみたいですね)



以下、中古車表示の各タイプを発生した時系列順にご紹介していきます。


※ただ、以下に書いてある5つのタイプがキッパリ分かれているわけではありません。
各社を一社一社観察していくと、各タイプの中間に位置するような立ち位置の販売店や、在庫によって表示方法を使い分けているようなハイブリッド型ともいうべきお店もあります。
ただ、傾向としてわかりやすく言えば、という観点から解説するとやっぱり5つのタイプになります。


 【けっきょく2種類、5タイプの価格表示】

【けっきょく2種類、5タイプの価格表示】


ということで、まとめて言えば、外見的には2種類の価格表示、実質的に分析すれば5種類ほどの価格表示があります。あくまでも傾向としての話ですが。


大きく分けて、「本体価格のみ表示」と「総額表示あり」の2種類に分かれます。 ですが、それぞれいくつかのタイプに分かれます。


「本体価格のみ表示」の方は、①従来型 と ②本体価格インパクト型 「総額表示あり」の方は、①
総額表示・そのまんまタイプ ②総額表示・修正タイプ ③総額表示インパクト型・別名「なんちゃって総額表示」


実質的には5種類のタイプが混在して世の中に「価格表示」しているわけですね。


普通の人にはなにがなんだかわからないと思います。 これじゃいけないとも思いますが、そうなるべくしてそうなったという業界状況ですので、私としてはどうしようもありません。


せいぜい自社のHPのはしっこに解説文を書くぐらいです。




とりあえず、中古車業界の価格表示のタイプについてご説明というか、実況中継というか(刻々変わっていくので、「実況中継」に近いかもです)、解説のようなものをいたします。



ただし、私の勝手な個人の見解です。

 政治史風に。保守本流、最右翼、最左翼、中道左派、そして「時代の申し子?」

せっかく解説してもわかりやすく説明しないといけないなあと思いましたので、右翼・左翼・中道みたいに世界史や政治での抗争史風にご案内していくことにします。
※とりあえずイラストは幕末で。井伊直弼、新撰組、高杉晋作、西郷隆盛、グレイ(宇宙人w)ということで何となくまとめてみました。(フリーイラストサイトの「いらすとや」さんからの拝借です)


まず、保守本流・「昔ながらの本体価格のみ表示」(従来型)

そして最右翼・集客至上主義に徹して時代を席巻した「車体価格インパクト型」

それに反発した最左翼・「総額表示・そのまんまタイプ」

さらに中道左派。他社との競合上、若干のテクニックによって戦術上の修正を施した「総額表示・修正タイプ」

究極の集客至上主義を目指す左翼の皮をかぶった右翼・時代の申し子か鬼子か?「総額表示インパクト型」・別名「なんちゃって総額表示」

 保守本流。「昔ながらの車体価格のみ表示」のお店。(従来型)

本体価格のみ表示。諸費用・最終価格は非表示。本体価格はぼちぼち。諸費用もぼちぼち。良くも悪くも従来からの価格表示を堅持して、車体価格表示&諸費用のいじくりによってことをなそうとしない姿勢は信念の保守政治家のようです。


軽自動車の場合、諸費用10~20万円。(車検整備の有無により色々)(お店により色々)
つまり本体価格⇔最終価格の差額が10~20万円。


普通車の場合、諸費用15~30万円。(車検整備の有無により色々)(お店により色々)
つまり本体価格⇔最終価格の差額が15~30万円。


だいたいディーラー系や老舗の中古車販売店に多いです。
※最近はディーラー系のほうはかなりなお店が総額表示(準・そのまんまタイプ・修正タイプ)に移行しつつあります。


この方法(本体価格のみ表示・従来型)のお店側にとってのメリットは、本体価格しかわかならいので「一体いくらなんだろう。見に行って聞いてみよう」というお客さんを一定呼び込めるということです。
また、車体価格インパクト型とは違って、車体価格⇔最終価格の差額がまあまあ常識的なレベルなので、お客さんからの不信もそこまでは買わずに済むでしょう。

しかし、不利な点もあります。チラシ・ネットでの価格的なインパクトに欠けるということです。
今現在、車体価格が激安表示の車体価格インパクト型のお店が業界を席巻している状況です。

ネットで本体価格順にソートをかけて安い順に並べれば、車体価格の安い他社物件に負けてしまいます。
かといって、支払総額順に検索かけられるとそもそも表示されないに等しいことになってしまいます。

ゆえに非常に中途半端だといわれることも多いです。



それでも、もちろん繁盛店は多いです。結局のところ、繁盛するかどうかは、品ぞろえと長年培ってきた信頼・定評と言うことでしょうか。

 最右翼。「車体価格インパクト型」のお店。

本体価格のみ表示。諸費用・最終価格は非表示。本体価格は激安。諸費用は激高。もしくは多種多様なオプションを強力に抱き合わせ販売の傾向。

軽自動車の場合、諸費用&整備&保証料(延長保証料)&強力推奨オプション25~35万円~。(本当に色々。お店により色々)
つまり本体価格⇔最終価格の差額が25~35万円~。

普通車の場合、諸費用&整備&保証料(延長保証料)&強力推奨オプション35~60万円~。(本当に色々。お店により色々)
つまり本体価格⇔最終価格の差額が35~60万円~。


傾向として、拡大路線驀進中の新進気鋭の大型店などに見られます。時代を席巻した手法です。

従来のお店・本体価格140万円(諸費用・整備代・保証料が10万円で最終価格150万円)

一部のお店・本体価格130万円(諸費用・整備代・保証料が20万円で最終価格150万円)

一部のお店・本体価格120万円(諸費用・整備代・保証料・オプション強力推奨が30万円+αで最終価格150万円+α)

一部のお店・本体価格110万円(諸費用・整備代・保証料・オプション強力推奨が40万円+αで最終価格150万円+α)

一部のお店・本体価格100万円(諸費用・整備代・保証料・オプション強力推奨が50万円+αで最終価格150万円+α)

一部のお店・本体価格90万円(諸費用・整備代・保証料・オプション強力推奨が60万円+αで最終価格150万円+α)

・・・・どこまで過激になるんでしょうか。ハートの強さが試される恐ろしい競争ですね。
既成概念にとらわれず、掟破りの行動力で時代を席巻し、どんどん戦闘的に先鋭化していった新撰組のようですね。よくも悪くも戦闘的な集客至上主義に徹していますね。


「諸費用」の内訳もよく考えてあります。本来の諸費用の中核である名義変更は最近はそんなに高くありません。ただ、納車前整備や○○パックなどのセットメニュー、多種多様なオプション設定、ひそかにドル箱の下取車手数料や下取車査定料・・・・非常にこまごまと細分化して理屈の立つ形でよく考えて設定してあります。もともと装備されていた装備品をわざわざ取り外してそれをことさらオプションとして「商品化」する手法まであるんですね。すごいです。
いくら本体価格(車体価格)を下げて激安にしても、これなら大丈夫。ですね。


チラシにせよ、ネットにせよ強力な集客力があります。
集まってくれたお客さまが納得されるような諸費用構成とオプション構成と自然な流れで説得力のある商談トークマニュアルなどのノウハウが確立されれば、非常に有効な価格表示方法です。

いったん集客に成功して一定以上の在庫回転率を実現できれば、次の仕入れサイクルでも多少強引な割高の仕入れをやっても、品揃えさえポイントを押さえれば好循環の軌道に乗れます。

結果、大量仕入れと大量販売に成功するお店が出現します。
しかも薄利多売ではなく、強力推奨オプションのセット販売で利益率が非常に優れた大量販売を実現するケースもあります。



お客さまによっては車体価格⇔最終価格の大きな差額に不信を感じる場合も多くなります。営業君と店長さんには何事にも動じない強いハートが必要です。

ネット掲示板での苦情・悪評書き込みにも対策しなければなりません。
「○○は諸費用が高いって本当?」とか「○○は・・・・・ていうネットの書き込み・苦情が多いけど本当なの?」というページなどが増えたのは対策ではないかと私などは思っています。





「たしかに諸費用が一般的な販売店よりも高く見えるかもしれませんね」「でも最終的には本体価格+諸費用の合計が安い場合もありますよね」「そうであるならば、やはり展示車のラインナップが豊富で選択肢が多いお店を検討しないのはもったいないことではないでしょうか」「いずれにせよ、賢い選択をできるようにいろいろな情報を集めることが大切ではないでしょうか」とか、

「たしかに評判が悪いと思わせる書き込みがありますね」「支店や営業マンによっては悪い対応があるかもしれませんね」「店舗や店長・店員によって当たりはずれがある事は、販売数が多くなればなるほど増えてきますし、ある意味仕方のないことかもしれません」「でも満足している人もそれ以上に多いはずです」「本当に悪いばかりのお店だったらそんなにたくさんの人が買わないのではないでしょうか」「いずれにせよ、お客様ご自身がしっかりと見極めて納得のいく買い物ができるように気をつけたいものですね」みたいな論の展開が多いですね。



最近は苦情の書き込み自体よりも、解説を装った提灯記事のほうが上位に表示されている傾向がありますね・・・




また、もっとエグイお店がもっとパワーアップしてもっと徹底して集客に対抗してきた場合、お客をそちらにとられたあげく、今までの悪評のみが残る場合もあります。

 最左翼。「総額表示・そのまんまタイプ」のお店。

本体価格+諸費用=最終価格 をすべて表示。そのまんま総額表示=最終価格が基本。

このタイプの場合、軽自動車・普通車ともに最終価格が表示されているので、車体価格:諸費用の比率・内訳にはあまり意味はないですね。形式としては従来の諸費用やオプションなどを積み立てていって値引き処理したものを最終価格=支払総額として表示してあることが多いと思います。

ただし、総額表示・そのまんまタイプ も厳密に言えば、徹底度合いによって若干分かれます。


超・そのまんまタイプ(すべて込みタイプ)・・・・ふつう必要なマットバイザーやリサイクル料、長期保証(メーカー保証継承など)、整備費用などまで含んだ文字通りの総額表示・そのまんまタイプ。自らの理想と想いの赴くところ疾風怒濤に人生を駆け抜けたお坊ちゃん革命家を彷彿させる破天荒な無茶ぶりですね。ノーガード戦法です。高杉晋作並みのはっちゃけぶりですね。


準・そのまんまタイプ・・・・マットバイザーやリサイクル料は別途の総額表示。長期保証、整備費用は込み。若干、最終価格までに含みを持たせて総額表示を低く設定したやり方です。高杉晋作よりかは常識派の桂小五郎っぽいかんじですかね。


長期保証別タイプ・・・・短期・中期保証、整備費用はついているものの、メーカー保証継承などは別タイプ。ただしそれも目が飛び出るほどには高くない。もちろんマット・バイザー、リサイクル料は別途。※総額表示・修正タイプにほぼ近くなりますね。厳密な分類は難しいです。



総額表示・そのまんまタイプ・すべて込みタイプが、本当はお客さまから見れば一番わかりやすい価格表示ですね。

お店側のメリットとしてもお客さまからの信頼を得られやすいということがあります。
営業君や店長さんにとっては自信をもってお客さまに商談できる価格表示方式です。超正直ですから。
最初から最終価格がわかっているので余計な諸費用の内訳説明をくどくどする必要がなく、車商品自体の丁寧な案内に集中できます。
成約率も高く、即決が多いのが優れた点です。


ただし販売店からするとメリットばかりではありません。大きなデメリットがあります。同業他店との競合・駆け引きの場面で非常にリスクの高い価格表示だということです。

最終価格が曝されているので、他店からすると「あのお店よりも1万円安くしましょう」「あのお店と同じ値段にあわせますから」という商談のたたき台にはもってこいの指標になってしまいます。
また、お客さまが「あ~結局コミコミで100万円か。う~~ん。それならこれと比べて、もっと安いのは他店にないかな?」「すっごく安い車体価格のお店に気になる車があるけど見に行ってみようかな」ということで、総額表示のない本体価格のみ表示の販売店に足を運ぶということになってしまいがちです。


また、最終価格を世間にさらしていくからにはその最終価格が魅力的な数字である必要があります。
自然、良いものを「安く」仕入れる努力が必要になり、競り市で「売れ筋ならなんでもかんでも強気に落札」して大量に買い付けることが困難になります。
最終価格を安く出すための仕入れは非常に難しいため、入荷台数が少なくなって限られた商品展開になりがちです。


1台1台状態が違って吟味が必要な中古車というの商品の特性ともあいまって、結果、大規模な展示経営、販売展開ができにくくなるということになります。


事実、展示台数150~200台を超える大型店舗で総額表示・そのまんまタイプを採用しているお店は私の知る限りでは存在しません。

総額表示・そのまんまタイプで他店をねじ伏せるような強力な最終価格をど~んと出せたとしても、そういう車ばかりを200台とかを揃えるのはまず不可能でしょう。

激安の車体価格はいくらでも出せますが、激安の最終価格を表示できるかというとなかなか難しいですね。

 中道左派。「総額表示・修正タイプ」のお店。

本体価格+諸費用の「総額表示」を採用。ただし、「総額表示」が「最終価格」じゃないのがミソ。
実際には、最終価格は表示された「総額表示」に「保証料」「延長保証料」「マット・バイザー」を追加合計したものであることが多いです。ただしその料金は比較的「常識的」

目的としては「なるべく総額表示にしたいけど、他社から商談をひっくり返されたり、他店の商談のたたき台にはなりたくない。総額表示の数字そのものもなるべく安くすることで少しでも集客したい」というところでしょうか。

このタイプは、お店ごとにバラバラで、基本保証、中期保証、長期保証、マット・バイザーの価格設定など変動要素が多いので、本来は一概にひとつのタイプとして分類するにはちょっと無理があります。

があえてよくあるパターンを例に出すとしたら以下のような感じです。

■本体価格+諸費用=総額表示・・・・基本保証1ヶ月・・・・1年保証は別途3万円(表示あり)メーカー保証継承なら別途5万円(表示あり)マット・バイザーは別途○○円(←常識の範囲)(表示あり)。リサイクル料別途。


■本体価格+諸費用=総額表示・・・・基本保証1ヶ月・・・・1年保証は別途3万円(表示なし)メーカー保証継承なら別途5万円(表示なし)マット・バイザーは別途○○円(←常識の範囲)(表示なし)リサイクル料別途。


要は総額表示なんだけど、まともな普通の保証期間のプランならプラス1~5万円ぐらいのところですよ。ということなんですが、中期保証・長期保証が別途料金ということを表示しているお店と表示していないお店が混在しています。
※お客さまが注意深く表示を見るしかないですね。若干、面倒くさいです。


いずれにせよ、お客さまに対してなるべく正直でありたい。しかし、ノーガードのそのまんまタイプの総額表示方式はキツイので、なんとかある程度の正直さを担保したうえで激烈な業界の競争に対応していきたい。という葛藤が感じ取れる設定ですね。改革志向を持ちつつも現実との妥協点を模索する政治家さんのようです。


お客さまから見れば、「実際に行ってみたらちょっと数字が上がったけど、まあ数万円だし、どうしようかな。基本保証の1~3か月じゃ不安だし、メーカー保証継承までしてプラス4,5万円なら許容範囲かな、どうかな」とかちょこっとだけ悩ましいところでしょうか。もちろんお客さまによっては「5万円も違った!」となる方もいらっしゃるとも思います。


お店のメリットとしてはお客さまからの一定の信頼を得られやすいということです。
営業君や店長さんからすると、そこそこ自分たちのお店の正直さに自信をもってお客さまに商談できる価格表示方式です。
最終価格と総額表示の数字が変わってくることには若干の説明が必要ですが、非常識なレベルではありません。
ある程度は、車商品自体の丁寧な案内に集中できます。
成約率もそこそこ高く、即決もぼちぼち多いのが優れた点です。

ただし販売店からすると、ノーガード戦法のそのまんまタイプよりは緩和されているものの、やはりリスクのある価格表示です。


また、お客さまが「あ~結局コミコミで96万円か。う~~ん。コミコミ100万円の店よりかは安いけど、それでもこれと比べて、もっと安いのは他店にないかな?」「すっごく安い車体価格のお店に気になる車があるけど見に行ってみようかな」ということで、総額表示のない本体価格のみ表示の販売店に足を運ぶということになってしまいがちです。


また、最終価格を完全にさらしているわけではないですが、総額表示⇔最終価格のあいだの価格的な煙幕が若干薄いので、やはり仕入れはある程度難しくなります。


結果、やはり大規模な展示経営、販売展開ができにくくなるということになります。


事実、大型店舗で総額表示・修正タイプを採用しているお店はそうそうないと思います。

また、他社との駆け引きの中で正直さをできる限りの範囲で追求した価格表示方式が総額表示・修正タイプなので、「修正を加える額」にしても一定の限界があります。中期保証・長期保証の追加料金があまりに大きい設定になれば、そもそも総額表示で訴求してきた正直さが皆無になってしまうという結果になってしまいます。



販売店に一般常識というか、普通の消費者・生活者としての視点というか感覚がある限り、総額表示に大修正を加えて、最終価格とは大きく乖離する総額表示を表示できるかというと、なかなか心理的抵抗が大きいですね。

 究極の集客至上主義。左翼の皮をかぶった右翼。時代の生んだ鬼子か!?「総額表示インパクト型」別名「なんちゃって総額表示」

本体価格+諸費用の「総額表示」を採用。ただし、「総額表示」が「最終価格」じゃないのがミソ。
そして、総額表示⇔最終価格の差額は「一般常識外」に大きい金額。
もはやなんのための「総額表示」なのかわからないレベル。もはや宇宙人といってもいいほど斜め上の発想です。


実際には、最終価格は表示された「総額表示」に「保証料」「延長保証料」「整備代」「マット・バイザー」を追加合計したものであることが多く、また強烈推奨各種オプションの抱き合わせ販売が強制的に絡むことが多いようです(最近はむしろこっちがメインディッシュですかね?)


また、本体価格インパクト型とおなじく、もともと装備されていた装備品をわざわざ取り外してそれをことさらオプションとして「商品化」する手法を併用している戦術家さんなお店もありますね。
商魂というかなんというか。。。やりたい放題ですw


この業界も行き着くとこまで行き着きつつあるのかな・・・・という観があります。

ただ、まだまだ、この「なんちゃって総額表示」が業界を席巻するところまでには至っていません。

車体価格インパクト型のお店や一部の研究熱心なお店が、さらなる集客至上主義の追求の一環として、あるいは生き残り策として実験中なのかなと思います。



もし「なんちゃって総額表示」が業界の主流になるようなことがあれば、、、、この業界もなんだかなあ。。。世も末だ、とまでは言いませんが、、、、なんだかなあ。


※全然くわしくない普通のお客さまがネットの総額表示方式の物件どうしを比べる際に、「総額表示・そのまんまタイプ」もしくは「総額表示・修正タイプ」と全く同じに見えてしまうのでやっかいです。
でも、きちんと小さい文字や、端っこの注意書き、別枠の「保証付きプラン」や、※印の但し書きなどに気づくことができれば見分けはある程度可能です。


めんどいくさいなあ・・・・・



総額表示、「そのまんまタイプ」「修正タイプ」「インパクト型・なんちゃって総額表示」のおおまかな見分け方。

「そのまんまタイプ」・・・・保証の設定で、長期保証まで明記してある。法定整備も込みと明記してある。リサイクル料込みも明記してある。(一部に、準・そのまんまタイプ、長期保証別タイプもありますが)


「修正タイプ」・・・・基本保証が1カ月、または3カ月と短い。法定整備付きのことが多い。
(まともな保証期間付きのプランにすればプラス2,3~5,6万円?ぐらいが多いです。店頭来店のお客さまにだけ最終価格を提示することが多いようです)


「インパクト型・なんちゃって総額表示」・・・・基本保証がなし、もしくは1カ月、または3カ月と短い。法定整備なしのことが多い。
(まともな保証期間の追加保証料法定整備実施が別途請求強力推奨オプションほぼ強制でガッツリ稼ぐ。総額表示とまともな保証をつけたうえでの最終価格との差額が10~20万円~。店頭来店でしか最終価格は提示しないことがほとんどです)


じつは、「修正タイプ」と「インパクト型・なんちゃって総額表示」の定型的なはっきりとした見分け方がないんですよね・・・。あえて言えば「法定整備」の有無ですかね・・・・。でも、修正タイプのお店にも法定整備なしの表示のところもあるし・・・。う~ん。






先日、長期保証(メーカー保証継承、新車と同じ保証)が明記されているのに、法定整備がなしという設定のお店が出てきましたね。なんなんでしょうか。「保証はするけど、法定整備なし」とは・・・・。
メーカー保証を未使用車や中古車に継承するためには通常、正規ディーラーさんで12ケ月点検(法定整備)しなきゃいけないんですが、、、、、
新車と同じ保証がついているのにそのために必要な法定点検・12ケ月点検はなし。う~~~ん。ここで別途料金なのでしょうか。
ぱっと考えたら、訳わかんないですw
たぶん、それなりのお客様向けの理屈(屁理屈?w)があるのでしょうね。






また、さらに数日後、長期保証(メーカー保証継承、新車と同じ保証)と法定整備付きが明記されている総額表示が激安の価格で明記してあったので、「ええええ~~~!!」「そのまんま総額表示にきりかえたの???」「そのまんま総額表示でこの価格はあり得ない!!」と思っていたら、併記してある「希望ナンバープラン」が基本プランの20万円ちょいプラスになっていました。

「?????」

たぶん、登録時には希望ナンバーが抱きあわせの販売条件で、結局は総額表示の基本プラン+20万円ちょいが事実上の最安値なのかな??いずれにせよ、実際に店頭での最終見積もりを見ないとわかんないですね・・・・( ̄~ ̄;) ウーン

※2018.8月ぐらい



いろいろな手法が日替わり週替わり出てきては引っ込むので、公正取引協議会さんも手が回らないですね。



う~ん。
困った業界ですね。



ここ最近「支払総額表示をネットで見て車を見に行ったら、『ネット掲載の支払い総額は保証付きの最終価格ではない』と言われた。それで『最終価格』を尋ねたけどなかなか提示してくれない。『最終価格』を教えてくれたのは1時間ぐらい粘ってから。ネット掲載の『支払い総額』から20万円高くなった」とかちょいちょいお客さまからお聞きすることが増えてきましたね・・・・
※2018.9月ぐらい


う~ん。



故障するリスクの極めて少ない高年式、低走行の商品車なのに「消耗品含めたところまで、広範囲にサポートする延長保証・メンテナンスコース」などという類の名目で15~18万円ぐらいで強力に抱き合わせ販売する手法と「なんちゃって総額表示」の組み合わせもあるみたいですね・・・・
高年式、低走行の国産車なら「長期延長保証」や「メンテナンス商品」に払った15~18万円のうち、2~4万円以下しか使わない車が多いのでは・・・・
※2018.9月ぐらい

う~ん。








※まだ書きかけです。妙な工夫をした価格表示が次々に登場しては引っ込むので、いちいち突っ込んでいてもキリがないです。コロコロ変わる業界状況を考えると、たぶん、このページが完結することはないでしょう。それに仕入れが忙しくてなかなか進みません・・・・。

※うちのお店はそれこそ「総額表示・超そのまんまタイプ(すべて込みタイプ)」なので、本当に台数を揃えるのが超大変なんです。

※最近、状況に妥協して、サイドバイザー、メーカー保証は一部除いて原則オプション構成にしました。2019.秋ごろから
(ただし、メーカー保証継承がなくても基本保証は12ヶ月または2万Km自社保証にしています。無保証とか、3ヵ月のみとかにはしてないです。)








最近、業界では総額表示が主流になりましたね。
ただ、困ったことになんちゃって総額表示のお店がかな~り出てきましたね。
鉄の心臓というか、すごいメンタリティですね。


「ネットで支払総額表示みてお店に行ったら、実際には延長保証料&メンテナンスパックの激烈推奨強制オプションつきじゃないと売ってくれない」とかいう話をよく聞くようになっちゃいました・・・

ネットの支払総額表示から10~20万円~とかプラスじゃないと実質売ってくれないとか。

まあ、「諸費用」じゃなくてあくまでも「推奨オプション」という建前みたいですが、
ほぼほぼ強烈な抱き合わせプッシュ販売みたいですね。


本当に来るところまで来たっていう感じですね・・・


お店の中には「総額表示のままで売ってもいいけど、長期ローンを組んでくれるお客さんだけです」ということろもありますね・・・

もちろん、ローン会社さんからの奨励金目的です。だから金利もけっこうエグイですね。


う~ん。なんだかなあ。(2021.5月)





残念ながら、なんちゃって総額表示の全盛期?みたいになっちゃいましたね・・・・2021.7月


カーセンサーさんや、グーネットさんのネット掲載で、たとえば、人気車種の、年式/R3年式~ 、グレードを人気グレードに設定して、走行距離5000km以内、修復歴なしで検索条件を設定して、支払い総額順の検索結果、これはひどいですね。

当年物のヴォクシーの煌系とか、ありえない「支払総額」ですね。



仕入れ原価を割ったコミコミ価格のオンパレードですね。


ミニバン系とか、実際の商談では、ネット掲載の「支払総額表示」に40~60万円プラスして最終見積提示してるみたいですね!



基本プランのままの支払総額では事実上そのまま売ってくれないのに、その数字を「支払総額」として表示しちゃいかんと思います。



見積書も手渡さないお店があるみたいですね!



ネットにさらされたくないんでしょうね。。。


もう、取り締まり案件というか、処罰が必要なレベルでは、、、、う~ん。




まあ、基本プランの支払総額表示で、保証欄が「無保証」「3ヶ月」の物件、
もしくは整備欄が「整備無し」の物件の大半は、
「なんちゃって総額表示」でしょうね。






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やっとこさ、動き出したみたいですね^^

2022年4月12日の記事 自動車公取協 中古車支払総額表示義務付け、違約金最高500万円に 2023年10月の施行を目指す。


(●⌒∇⌒●)

ただ、今以上に「なんちゃって総額表示」が蔓延するんでしょうね^^;

さらに「なんちゃって総額表示」にまでメス入れてもらったら、かなりマトモな状況になるんじゃないかと思います。

そのための一歩ですね。

「お客さんがなんちゃって総額表示のままのノーオプションプランのまま購入希望なのに、お店が販売拒否なら罰則!!」まで徹底できればいいんですが。。。

ついでに「高金利ローンプランでないと販売拒否!!」にもメス入れてほしいですね(;^_^A



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2022.7.14 びっくりです!

某B社さんが「土日納車費用」みたいな項目で2~3万円も計上してますね・・・
営業マンによってテキトーに運用しているのかな??

お客さんがご来社して受け取りに来ても、それが土日なら2~3万円別途ご請求みたいですね・・・
契約自由の原則?からしたら双方なっとくならOKOK?

でもよく考えるなあ・・・(;^_^A




※2023年10月から業界で総額表示義務化・罰則あり(社名公表など)が施行されるのでそれ以降は、昔ばなしになるかも??です。


ただ最近、2023年4月以降ぐらいから、格安総額表示で「1か月保証」&1年以上保証の高額な追加費用設定をやってるみたいですね。

高額な車なのに1か月保証とか、事実上無保証ですよね・・・。
「1か月保証でも保証付き販売です!無保証ではないです!」とか言っちゃったりするんでしょうね。



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2023.7月、業界の総額表示義務付けの講習にいきました。


1か月保証で格安総額表示販売・・・・実際の購入商談にて「保証延長オプションの強制抱き合わせ販売は禁止事項です」とのことでした。


実際に守られるかどうかは若干疑問ですが、それでも一歩前進ですね^^

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