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アクティトラック 空ぶかしでパワステ不能に!いえいえ、普通です。

 車屋さん30年やっていまさら知ったこと(汗

車屋さんになって30年過ぎましたが、「えっ、そんなことも知らなかったの?」と言われることがちょいちょいあります。

HA7の型のアクティトラックでエンジンを空吹かしした場合に電磁パワステのEPS警告灯がついてしまう、ということも最近まで知りませんでした。

故障じゃなくてそういう仕様らしいです。

 エアコンの効きチェックで、アクセル踏んでエンジン空吹かし

下取りではいってきたアクティトラックを展示場に並べる前に整備工場にて展示前点検をしました。
ちょいちょい消耗部品交換が必要で、キズヘコミも多いですが、まあまあ、そこそこ使える状態です。
現場の整備士さんからは、「ちょいちょい整備を施せば、ぜんぜん今後もそこそこ使える車ですよ!」とのことです。

展示前点検が終わったので展示場にもってきて、展示準備をしました。
ついでにエアコンの効き具合を自分でも確認しました。

もちろん、整備工場でもエアコンの効き具合、オイル漏れなどはチェックしてあります。

でも、エアコンの場合、エアコンが効いている↔効いてない、けっこう冷えている↔効きが弱いなどの評価は、けっこう人によって感覚が違ってきます。

わたし的に「けっこう冷えてる」のか「こんなもん」なのか「う~ん。よわっちいなあ」なのか、実感としての確認作業が展示場スタッフとしてもそれなりに必要です。

整備工場のメカニック・整備士さんはその経験豊富さが却ってわざわいして「この年式にしては」「この車種にしては」「この程度の車にしては」そこそこ冷えているという補正をかけて評価することがちょいちょいあります。

展示場スタッフとしては「素人の感覚で」「一般人の感覚で」ガンガン冷えている、そこそこ冷えている、冷えがよわっちい、といった素人評価もしておく必要があります。



当日は、車内が地獄のように暑い炎天下の真夏日でした。
エンジンを始動します。
エアコンの効き具合を確認するため、エアコンをONにしました。
車と車のエアコン装置自体が高温になっています。
風が超ぬるいです。

エアコンの効きを強めるため、エアコンコンプレッサーのガス圧をUPしようと思って、
エンジンをウイーン、ウイーン空ぶかしを続けました。

エアコンがけっこう効き出しました。
そこそこ掘り出し物の物件みたいです。けっこう冷えてます。

よかったです。
安く出せれば掘り出し物の1台です。

 ん?!EPSの警告灯が!!

ふと、メーター内を見ると「EPS」のオレンジ色の警告灯が点灯しています。

ハンドル操作を軽くするためのパワーステアリング装置の警告灯です。

このアクティトラックは、油圧式パワステではありません。
エンジンの回転を利用してベルトでパワステ装置を駆動して油圧でハンドルを軽くする油圧方式でなくて、電磁式のパワステ装置です。「EPS」ですので。

やばい気がしました。



 ハンドルも・・・お、重い!!

「わ!故障??」とビビりつつハンドルをその場で回しました。

ハンドルが重いです。くそ重いです。


空吹かしをやめて、アイドリング状態でも、ずっとEPS警告灯が消えません。

「いやだな~。なんか修理代たかいのかな~」

 車を発進させたら、警告灯が消えた。。

とりあえず、再度弊社整備工場にもっていかなきゃです。

まずは車を発進させて、展示場場内を徐行移動させました。

と、少し数メートル自走した時点で、警告灯が消えました。
ハンドルも軽いです。

いまは全然大丈夫です。


でもなあ・・・・

 年式古いし、パワステの故障かな??不定期かつ突発性の不具合??

「う~ん。いまはいいけど、かなーり不安だなあ」
「あ~。年式的に不具合が不定期に出てくる状態なのかな・・・」

いずれにせよ、走行中とかにいきなりハンドルが重くなったりしたら大ごとです。
気を付けて整備工場に自走搬入しました。

整備工場まで5キロほどの自走中、症状は全然ありませんでした。
EPS警告灯も点灯しません。


整備工場に搬入して、年式、型式、車台番号、型式指定番号、類別区分番号、走行距離の車両情報と過去の整備履歴データ、今回の症状発生状況のレポートを渡しました。

「今はいいけど、さっき警告灯ついてハンドル超おもかったので、点検して見積もりプリーズ」

 整備工場に搬入、翌朝のミーティングで工場長&メカニックの人たちから笑われた。

翌朝の朝礼で、
「HA7のアクティトラックだけど、EPS警告灯ついてハンドル超重かったです」

「下取りだけど、できたら生かしたいです」

「『だいたいはパワステOKだけど、ときどきパワステダメになるかもです。まあ、気にしないでくだいさい』ということじゃ非常にまずいので、電磁パワステ装置の交換見積もりをお願いします。現品修理は無理無理でしょうから」

「あんまり高ければ、廃車します。エアコン効いてて、先日の展示前点検でも交換部品もさほど必要なかったので、掘り出し物かと思ってたけど、整備コスト過大なら赤字ですので解体に出します」

・・・・というようなことを補足で言いました。



工場長「あ、それって、ひょっとして、エンジン空ぶかしでEPS警告灯ついたとかですか?」

メカニック「ホンダさんのアクティのEPSはエンジン空吹かししたら、効かんごとなるですよ。知らんやったとですか。けっこう有名かことですよ」


まじですか。
知りませんでした(汗


 HA7のアクティは、電磁パワステ機構の保護のため、車速0km/hのエンジン空吹かしでの電圧上昇をシャットダウン。走りだせば、パワステは作動します。

ホンダのHA7のアクティ系

エンジンの空ぶかしを一定時間続ければ、
電磁式パワーステアリング装置が一時的な高電圧状態から悪影響を受けないため、
通電回路をシャットダウンします。その際、EPS警告灯が点灯します。

ちょこっと走り出せば、足廻りの車速センサーから信号が出て、
電磁式パワーステアリング装置が作動するようになります。EPS警告灯も消えます。


という事らしいです。


車屋さんになって30年ですが、それ、知らんかっとんてんちんとんしゃん。
でした。


もう、アクティも絶版になってこれから先、あんまり役に立たない記事かもですが、念のため書いておきます。2022.6月。


【SET】それ、知らんかっとってんちんとんしゃん

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