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カーエアコン、暑くなくても使った方がいい?エアコン故障しやすいお客さまの特徴?

 現場の整備士の「感想」から

弊社整備工場の整備スタッフによると、日頃からエアコン修理をたくさん実施しているうちに、エアコン故障した車のお客さまに「ある傾向」を感じるということです。


普通、エアコン故障する車としない車とどちらが多いかと言えば、故障しない車の方が多いです。

でも、全体を見渡せば、ある程度の使用年月を経過するうちに故障する車が一定の割合で、かならずちょいちょい出てきます。


もちろん、確率上の問題で、お客様の使い方の良し悪しにかかわらず、故障するときはするんです。

それでも現場の整備士からすると、「エアコンの故障するお客さまの傾向」がなんとなく見えたような気になることがある、らしいです。

 現場の整備スタッフの主観ですが、エアコン故障のお車にありがちな傾向。

①エアコンを夏以外は使わない(メインスイッチを基本的にOFFにして放置している)

②急加速、急ブレーキなど、運転が粗い

③エンジンオイルメンテナンス不良の傾向が強い

というようなお客さまのお車にエアコン故障が多いような「気がします」と感じているらしいです。

 傾向① 暑い時以外、エアコンのメインスイッチを切っている。エアコンOFFで長期間放置。

エアコン故障に気付くパターンでいちばん多いのは「久々にエアコンを使ったら冷えなかった」というものです。秋口から初夏までほぼ半年、ほとんどエアコンを使っていなかったとか。

長期間使用されていないエアコン装置はいろいろな意味で「固まって」しまっています。


ちょうど、一定の姿勢で身動きせずに長時間座っていた人がいざ急に立ち上がった時に「あ、痛たたた・・・」と関節などに痛みを感じる現象に似ていますね。


【ポンプ(コンプレッサー)にかかる負担】

エアコンガスを圧縮するポンプ(コンプレッサー)も長期間放置されれば「固まり」ます。
ひさびさに「ぐっ」と突然回されたときにそこそこ負担がかかってしまいます。
「よっこらしょ」という感じです。

普段は稼働中にエアコン装置内を循環してポンプ内部を潤滑しているオイルも、長期間放置後は装置の配管内壁に附着していたりして潤滑作用が低下しているので、初動のポンプ内部の摩擦も大きいです。ひさびさの「よっこらしょ」のときにポンプ内部で金属粉・金属片が発生ししてしまうリスクも高まります。

鉄粉や金属片が発生した場合、それらのゴミがエアコンガスと一緒に循環してしまい、エアコンを気化する小さい穴(エキスパンションバルブ)をふさいでしまうことがあります。

もちろんそうならないようにエアコンガスをきれいにする装置もあるんですが、100%ではないので、エアコンが故障するリスクが増大します。

ポンプ自体の故障のリスクも大きくなります。




【マグネットクラッチの劣化進行】
エンジンの回転を利用してエアコンのポンプ(コンプレッサー)は回されています。
エンジンの中から回転軸が出ていてそれにベルトをかけてコンプレッサーについている滑車(プーリー)を回しているんです。

エアコンのメインスイッチをOFFにしているときは、じつはコンプレッサー自体は稼働していません。
エンジンからの回転動力をうけてくるくるまわっている滑車はいつもは空回りしているんです。

エアコンのメインスイッチをONにすると空回りしていた滑車は電磁石を利用した装置でポンプ自体に「ぴたっ」と圧着されます。そしてポンプ自体が稼働し始めます。

室内にあるエアコンスイッチのON⇔OFFに連動してポンプ付属の滑車「ぴたっ」とポンプ自体に圧着させたり、離したりしている装置をマグネットクラッチといいます。

エンジン稼働中にエアコンのスイッチを入れたとき「カチッ!」というエンジンルームからの音を聞いたことがあるお客さまも多いのではないでしょうか。あれです。あの「カチッ!」という音がマグネットクラッチ君が働いた音なんです。

で、長期間エアコンを使用しないとマグネットクラッチの劣化がかえって進行することが多いです。
エンジンルーム内にはかなりの水が浸入しますし、熱くなったり冷えたりでじつは機械ものにとっては過酷な環境です。

マグネットクラッチが長期間稼働せず、放置された結果、錆びついて固まってしまうこともあります。



ほかにも長期間エアコンを使用しないことで、悪影響を受ける部位があります。
が、きりがないので、とりあえずこんなところがありますよ、というご説明でした。


要するに、「固まってしまう」イメージですね。


※冬場はエアコンをOFFにしてると、温風を出していても却って窓ガラスが曇ってしまうことも多いですから、エアコンONです。エアコン装置には除湿機能もありますから。




※でも、エアコンONにしてると、OFF時よりも燃費が悪くなるんですよねぇ。
それを考えると地球にやさしくないというか。
でもエアコン装置が故障した場合に再調達される各部品の背後にある環境負荷を考えると・・・。
どちらが数値的に見て地球にやさしいのか、私なんかにはわからないですが、どうなんでしょう。


 傾向② 運転が粗い

急発進、急加速、急ブレーキ。

エアコンONのとき、エンジンの回転速度変化はそのままエアコンのポンプの駆動に直結しています。

ベルトで駆動されているコンプレッサーにそのまま急激な負担がかかります。

ふつうの人は、エアコンのコンプレッサーにやさしいアクセルワークなんて考えたこともないでしょうが、「いくらかは関係あるんじゃないかなあ」と整備スタッフは言ってます。

 傾向③ エンジンオイル交換しない。定期点検しない。ほったらかし。

現場スタッフによると、これは直接の関係があるかどうかは、あまり自信がないそうですw(でも感じてはいるらしいですw)


「エンジンオイルにも気を使わないぐらいのほったらかし状態のお車」というぐらいのつながりかもしれませんね。

ただやっぱり、「エアコン故障の車をみたら、エンジンオイルメンテが超ほったらかしだった。エアコンもヤバイいですが、エンジンもやばいですよ」というお車は結構多いとのことです。


以下、私はほんまかいなと思うものの、整備スタッフさんの推論です。

エンジンオイルの極度のメンテナンス不良。

エンジン内部のフリクション(潤滑不足・摩擦による抵抗力)の増大

アクセルに即応した回転数UP、エンジンの反応が鈍くなる

通常よりも余計にアクセルを踏むことが多くなり、振幅の大きいアクセル操作が増える

エンジンに連動したエアコンのポンプ(コンプレッサー)に負担がかかる

エアコン故障のリスクが高まる


なんだか、「風が吹いたら桶屋が儲かる」ふうですね。ほんとかなあ。

でも、「エアコン故障のお車に全般的なメンテ不良の車が多い傾向なのは実感するんです」と現場の整備士さんはしつこく言ってますねw

 エアコン故障がなるべく起こらないように、心がけること。

■エアコンは長期間OFFで放置しない。秋でも、冬でも、春でも、燃費を気にしつつも、ぼちぼちエアコンを使う。もしくは常にON。

■出来れば、たまにはちゃんとした整備工場、デンソーの代理店さんなどでエアコンの点検。
※スタンドのバイト君なんかはあんまりおすすめしません。

■すくなくともエアコンONのときは、コンプレッサー(エアコンのポンプ)に負担をかけないように、急発進、急加速、急ブレーキを控える。


■定期的に1年に一回ぐらいは12ケ月点検などを受ける。そのとき併せてエアコンチェックをしてもらう。

 エアコン点検。おすすめします。壊れてしまう前に。

どん詰まりの夏になって「冷えない!」と慌てるよりは、春先、初夏にでもご来店くださいませ。

あるいは、エンジンかけて、エアコンスイッチをONにしたときに「カチッ!」とマグネットクラッチ君が働いてくれるかどうかの自己点検ぐらいなら、お客さまにもわかるのではないかな?と存じます。

 エアコン修理、メンテナンス、弊社におまかせください。

おまかせください。

ひとくちに「冷えない」といっても、原因はいろいろです。
実際に点検して、不具合部位を特定しないことにははじまりませんので、
ご予約のうえ、弊社整備工場までご来店くださいませ。


協和自動車株式会社・タックス佐賀 整備工場 一ノ瀬 吉田 西森

ワゴンRのエアコン修理事例

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